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めまい
「めまい」で悩む人が増えている。
疲れがたまっていたり睡眠不足のときだったりなど、めまいを感じたことのある人も少なくないでしょう。また頭痛や肩こり、不眠・倦怠感などの不定愁訴を同時に感じる場合もあります。たいていは休養や睡眠をとって体調が良くなると症状が治まっていきますが、よく身体を休めても症状が消えずに何回も繰り返す慢性的なしつこいめまいを訴える人がいます。「まためまいが起こるかわからない」という不安で外出できない状況に陥るようなケースもあります。
めまいの原因には耳や脳、全身の病気の他に、ストレスや不規則な生活習慣なども関係していると言われています。
めまいの症状
症状の訴え方は人によって異なりますが、めまいの症状は次の4つのタイプに大別されます。
回転性のめまい
自分や周囲のものがぐるぐる回る、まっすぐ歩けない、立っていられない、吐き気をもよおすことも
（メニエール病、突発性難聴、前庭神経炎、良性発作性頭位めまい症、内耳炎、脳の血管障害など）
非回転性のめまい
周囲や自分のからだがふわふわゆれる感じ、症状が長く続くことが多い
平衡失調
歩行中にふらつく感じ、右や左に揺れる、バランスがとりにくくつまずき、転倒しやすくなる
立ちくらみ
立ち上がったときに目の前が真っ暗に
（高血圧・低血圧などの全身的な疾患、起立性低血圧症、ストレス、蓄積疲労など）
めまいの治療
内耳性めまい
薬物療法や平衡機能訓練など。手術を行うことも。
脳や内耳の器質的な異常によるめまい
もともとの異常の治療。脳血管障害・脳腫瘍など手術が必要になることも。
循環器や内分泌系など全身の病気が影響して起こるめまい
もともとの病気の治療。
心身のストレスなどが関係して起こるめまい
薬物療法や心理療法、自律訓練法、生活指導など。
※当院では聴覚・平衡機能検査（聴力検査、赤外線カメラによる眼振検査、重心動揺検査）の上、それぞれの患者さまにあった治療を行っています。
必要に応じてCTやMRI（他施設にて）にて、脳内病変の精査も行っています。
院長は、日本めまい平衡医学会認定、めまい相談医であります。