- HOME
- 小児耳鼻咽喉科
小児耳鼻咽喉科
アレルギー性鼻炎
ハウスダスト・ダニ・スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。
症状
鼻の三大症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)だけでなく、目の症状(かゆみ、なみだ、充血など)を伴う場合が多く、その他に喉のかゆみ、耳のかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状があらわることがあります。
治療法
治療の主体は薬物療法となります。アレルギー性鼻炎は体質的な病気ですので、お薬で完全に治るものではありません。
原因物質を取り込まないようにマスクをしたり、症状が出てしまった場合は内服や点鼻薬による治療を行い、重症化を防ぎましょう。原因物質の検索は、血液検査や皮膚テストによりわかります。
お薬を飲みたくない方には、ダニに対する舌下免疫療法があります。
早めに先生に相談しましょう。
- 抗アレルギー剤の薬物治療
- 舌下免疫療法:すぎ、ダニに対する治療を行っています(アレルギー性鼻炎もご参照ください)
- スギ花粉症やダニアレルギーに対する舌下免疫療法:
スギ花粉やダニのエキスを毎日舌下から吸収させることで、アレルギー症状を軽減させる体質改善の治療です。治療開始を希望される方は、「スギ花粉やダニ陽性の血液検査」を持参の上、スギ花粉症は6月~12月に治療開始、ダニアレルギーは治療開始を相談しますので来院してください。検査結果がない方は、まず採血検査を行い、治療の説明いたします。
※スギ花粉症の治療はスギ花粉の影響が出ている1月~5月に治療をスタートすることはできません。
※スギ花粉症とダニアレルギーの舌下免疫療法は同時に行うことができます。(スタートは1カ月ずらします)
滲出性中耳炎
滲出性中耳炎とは、鼓膜の奥の中耳という空間に滲出液が溜まり、音が聞こえにくくなる中耳炎です。
知らない間に難聴になってしまう事があります。
痛みや腫れなど急性期の症状はありませんが、炎症を起こすと急性化膿性中耳炎に移行する事があります。
症状
聞こえにくさ、難聴
治療法
鼻をすすらずよくかむようにしましょう。
鼻の病気(副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎)が原因である事が多いです。
当院で聴力検査ができない場合は病院へ紹介し精密検査を行います。
内服や耳鼻咽喉科処置やネブライザーで早い場合は数週間、難治性の場合は数週間〜数ヶ月かかります。
- 鼻炎や副鼻腔炎の薬物治療
- 抗菌剤、粘液溶解剤の内服とネブライザー
- 通気処置、鼓膜切開術、鼓膜チューブ留置術